ニューヨーク - AIを活用したマーケティングテクノロジー企業Zeta Global Holdings Corp. (NYSE:ZETA)の株価が、月曜日の時間外取引で6.7%上昇した。これは、同社が予想を上回る第3四半期の売上高を報告し、通期見通しを引き上げたことを受けたものだ。
同社の第3四半期の売上高は2億6830万ドルで、前年同期比42%増となり、アナリスト予想の2億5245万ドルを上回った。調整後EBITDAは5360万ドルで、利益率は20%となった。
Zetaは1株当たり0.09ドルの純損失を報告し、予想を0.03ドル下回ったものの、投資家は力強い売上成長と改善した収益性指標に注目した。
Zetaの共同創業者で会長兼CEOのDavid A. Steinberg氏は次のように述べた。「当社の勢いは、マーケティングが最前線にあるAI革命の加速と直接結びついています。これにより、Zeta Marketing Platformのような革新的な技術に前例のない機会が生まれており、市場で大きな勝利を収めています。」
今後の見通しについて、Zetaは第4四半期の売上高ガイダンスを2億9300万～2億9700万ドルに引き上げ、コンセンサス予想の2億6880万ドルを大きく上回った。2024年通期では、売上高を9億8410万～9億8810万ドルと予想しており、これは以前の見通しを上方修正し、ウォール街の予想9億4300万ドルを上回るものとなっている。
好調な業績は、総売上高の70%を占めるダイレクトプラットフォーム売上高が41%成長したことが主な要因だ。また、Zetaはスケールド顧客の1ユーザーあたり平均収益(ARPU)が前年同期比33%増の557,231ドルになったと報告している。
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