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シュッピン Research Memo(1):EC好調、見積りSNSなど新施策で高成長持続を狙う

発行済 2015-12-25 16:09
更新済 2015-12-25 16:33
シュッピン Research Memo(1):EC好調、見積りSNSなど新施策で高成長持続を狙う
シュッピン {{|0:}}はカメラや高級時計など「価値あるもの」に特化したeコマース(EC)企業。
中古品と新品のそれぞれのニーズの違いや商品特性の違いを活用し、中古品に新品販売拡大のための触媒の役割を果たさせて、新品・中古両方の売上を拡大していくポジティブ・スパイラルの流れを創ることに成功して、業容を急拡大させている。
2016年3月期第2四半期(2015年4月−9月)は、売上高は期初計画を達成したが営業利益以下は未達となった。
利益未達の主たる原因は新基幹システム導入に際してのトラブルであり、これは一過性のものだ。
決算の内容自体は、主力のカメラ事業が前年同期比27.3%増収、時計事業が同34.4%増収となるなど、引き続き高い伸びが続いている。
また、EC企業としての同社にとって重要な指標であるEC売上高比率は、免税売上高を除いた実質ベースで64.3%となった。
同社の特徴と強みは、中古品と新品を両方取り扱うことにある。
中古品を触媒に新品販売を活性化し、どちらか単品を扱うよりも高いパフォーマンスを目指すというものだ。
そのためには中古品の在庫の充実が不可欠であり、これまでの同社の施策は中古品の買取増加に力点が置かれていた。
今回同社は、売上高を伸長させるためのマーケティング策として「見積りSNS」とWebマーケティングの強化を発表した。
これらの施策で今後も20%~30%の高い成長率の確保を狙っている。
■Check Point ・第2四半期は2ケタ増収増益で着地 ・主力のカメラはEC売上高が前年同期比34.5%増と好調 ・通期は大幅な増収増益を見込む、マーケティング施策の効果に期待 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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