(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5095.30(+54.54)
前営業日終値 5040.76(‐51.47)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5473.78(‐ 6.22)
前営業日終値 5480.00(‐122.80)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3051.36(+34.37)
前営業日終値 3016.99(‐59.05)
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<ロンドン株式市場> 4営業日ぶりに反発。このところ売り込まれていたディフェン
シブ銘柄に配当利回り狙いの買いが入った。
モニュメント・セキュリティーズの営業部門責任者アンディー・アッシュ氏は、債券利
回りと比べた株式の配当利回りが歴史的に見て非常に魅力的であることから、安全銘柄、
特に利回りの高い銘柄に買い意欲が見られると指摘した。
安値拾いの買いに支えられ、個別銘柄ではボーダフォン
シェル
は2.8%上昇した。
一方、銀行株は下落。フランスやイタリア、スペインなどで金融株の空売りが禁止され
る中、英銀が空売りの標的となり、スタンダード・チャータード(スタンチャート)
ループ
S)
<欧州株式市場> 前週の大幅安から持ち直し反発して終えた。リビア反体制派がカダ
フィ政権を追い込んでいることを受けて、同国の石油生産回復への期待が高まり、伊EN
I
ENIは6.3%急伸。同社は外資系としてはリビアで最大の石油生産規模を持つ。
仏トタル
石油セクター株指数<.SXEP>は1.3%高。北海ブレント先物は1ドル超下落したが、
リビアの石油輸出が再開するとの見方から、同セクターに対する投資家心理が改善した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は6.99ポイント(0.77%)
高の916.78。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は24.32ポイント(1.13%)高
の2183.39。
ただ商いは薄く、FTSEユーロファースト300の売買高は過去90日平均の86%
にとどまった。そのため一部では上昇が継続するか懐疑的な見方も出ている。一方で、す
でに相場は底入れした可能性があるとみる向きもある。
スイス医薬品大手ロシュ・ホールディング
加を狙った実験薬が、臨床試験の中期段階で有望な結果を出したことが好感された。
ヘルスケアセクター<.SXDP>は2%上昇。
半面、景気減速によるドイツの輸出押し下げ懸念から、同国のBMW
2%下落した。
金相場が過去最高値を更新する中、ロンドンに上場しているロシア鉱山会社ペトロパブ
ロフスク
きく値上がりした。
シティグループはペトロパブロフスクの投資判断を「買い」に引き上げたほか、ランド
ゴールドの目標株価も引き上げた。
[東京 23日 ロイター]