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一般社団法人仮想通貨サポートセンター代表者に突撃インタビュー

発行済 2018-10-01 19:00
更新済 2018-10-01 19:20
一般社団法人仮想通貨サポートセンター代表者に突撃インタビュー
いま、もっとも社会の注目を浴びているのは、仮想通貨やブロックチェーンである。
日々のニュースで仮想通貨やブロックチェーンの話題が取り上げられないことはないくらい、人々の関心度や注目度は高い。

しかし、関心度や注目度が高いわりには、「仮想通貨やブロックチェーンとは何か」を本当に理解している人はどのぐらいいるのだろうか、はなはだ疑問である。

日本では2017年に『仮想通貨を決済に使用できる』という法律ができたが、仮想通貨の正しい理解が進んでいるとはとうてい思えない。
仮想通貨に関する理解が正しくされていないから、頻繁に詐欺事件が発生したり、監督官庁による規制など法整備が後手に回っていることから、マネーロンダリングに利用されたり、反社会団体の資金源になったり、あるいはハッキングによる仮想通貨取引所からの仮想通貨盗難など、違法性のある行為が当たり前のように行われているのが現状である。

そのため、世間では「仮想通貨は危ない」「手を出すべきではない」と考えている人も多く、そのことが仮想通貨市場の発展を阻む要因の一つになっていることは、否定できない。

そこで誕生したのが一般社団法人仮想通貨サポートセンターである。
仮想通貨の正しい情報や知識を発信し、安心して仮想通貨で資産構築をサポートすることを目的とした団体である。
さらに、数百を超える海外の取引所や通貨発行元とのコネクションを保有しており、仮想通貨業界の健全な発展を推進していこうとしている。
そのため、「違法行為はしない」「正しい情報を伝える」ことを旨としている。


代表者の土屋範夫氏に話を聞く機会を得ることができた。

土屋さんが仮想通貨と出合ったのは、2016年の夏ころだった。
当時、仮想通貨の取引を行っていた友人の紹介で、仮想通貨の取引を始めたら、その魅力にとりつかれてしまい、やがてブロックチェーンを基盤とする経済圏は確実に発展し、仮想通貨はぜったいに潰れないと確信した。
その時、人材会社も経営をしていたが、その会社を少し縮小して、仮想通貨の世界に重点を移すことを決めたのが、そもそも仮想通貨サポートセンターを立ち上げるきっかけとなった。

土屋さんは語る。

「仮想通貨の世界はいまだに詐欺が多い。
そのため、よく知らないで取引をして大事な資産をなくしてしまうケースも少なくない。
詐欺ではない仮想通貨もある。
そんな状況を改善し、仮想通貨やブロックチェーンに関して正しい情報を伝えなければいけない、それが私の役割だと思ったわけです」
仮想通貨は取り組んでみると便利だし、便利なものは人々に必ず受け入れてもらえる。
そのような信念を抱いて、仮想通貨サポートセンターの事業に取り組んでいるが、現在、対象としているのが、40代から70代の世代と、子どもたちである。

「仮想通貨の投資といっても、実際に仮想通貨の売買というのは、慣れていないと難しいんです。
株式投資だと、証券会社の人が売ったり、買ったりをやってくれますが、FXとか仮想通貨はそういうわけにはいきません。
若い人はすぐにスマホを捜査して取引はできるかもしれませんが、やはり、40代以上の中高年やシニア世代の初心者にとっては、送金したり、仮想通貨を売買したりという、スマホでの操作はかなり難しい。
だから、必ずサポートは必要だと思ったわけです。
ですから、ハッキングなどから自分の資産をどう守るかといったノウハウも、実際にパソコンをもってきてもらって、指導をするわけです」(土屋さん)

■中高年&シニア世代を対象に講座を開講

サポートのひとつの例が、日本では初めてという、中高年やシニア世代を対象とした仮想通貨投資講座「スターターサポート短期集中講座」を開講したことである。

これまで投資といえば株式投資やFXが中心だったが、2017年あたりから、仮想通貨投資を始める中高年やシニア世代が増えてきた。
彼らは自身の資産を殖やしたり、家族や孫の将来の安心のために、老後の不安を払拭するために仮想通貨の取引を始めるのだが、問題がある。

仮想通貨は新しい分野だけに難解な専門用語も多く、パソコンのスキルもかなり必要なので、初心者にはちょっとハードルが高い。
そこで仮想通貨サポートセンターが打ち出したのが、中高年やシニア世代に特化した集中講座である。

この講座では、これから仮想通貨の投資を始めたいと思っている方に、仮想通貨の投資の始め方や安全に資産を殖やす方法、投資スキルなどを個別で指導する。
パソコンの苦手な人には基本操作から丁寧にフォローする。
受講者の生活のリズムに合わせて個別指導のペースを考え、難しい専門用語は一つひとつ丁寧にわかりやすく開設する、そして、実際に仮想通貨をリアルで取り引きできるように徹底して指導したり、税制面でのアドバイスも欠かすことなく実施する。

そうやって、余剰資産を抱えている中高年やシニア世代が、自身の資産を殖やす手段として、正しい仮想通貨の投資へと導いていくのである。
そうすることが、仮想通貨に対する正しい理解を深めることにつながり、ひいては、仮想通貨業界の発展にもつながっていく。

子どもたちには「仮想通貨教室」を企画

もうひとつは、子どもたちには、仮想通貨の仕組みがわかる教室を企画している。
2018年の夏休みを利用して企画したのが、「プログラミング×ブロックチェーン体験企画」である。
子どもたちの世界にも急速なIT化によって、デジタルが身近になってきた。
なかでもプログラミングは、論理的思考のトレーニングとして人気が高まっており、学校の授業の必須科目として取り入れていれることを検討しているところも少なくない。
土屋さん自身、「ITは子どものことから知っておくべきだ」という持論を持っている。
さらに、仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンは、未来を創造するさまざまな分野で活用が期待されている。
プログラミングとブロックチェーン技術を学ぶことは、これからの未来を背負っていく子どもたちにとっては、非常に有意義な体験になるはずである。
しかも、子どもを持つ親の61%は、子どもにブロックチェーン技術を学ばせたいという要望を抱えていることもわかっている。
だからこそ、仮想通貨サポートセンターは、子どもたちを対象に未来にきっと役に立つブロックチェーン×プログラミング体験教室を開講し、早いうちからあたらし技術に精通してもらうことにしたのである。

プログラミング・ロボットを作成

自分でプログラミングした内容を書き出す

ブロックチェーンの講演

修了書授与

■会員制で勉強会やセミナーを実施

仮想通貨サポートセンターでは、会員向けの勉強会を月2回、新規顧客向けのセミナーを月2回の計4回実施している。
以前は、月に10回程度は勉強会やセミナーを実施していた。
月の会費は内容によって2種類、9800円と1万9800円がある。
このほか、個人レッスンとして、2日間の仮想通貨講座がある。
こちらは、6万8000円である。

勉強会やセミナーの受講者から評判は上々で、「土屋さんに会えて良かった」という受講者の声が一番嬉しいと、土屋さんはいう。
現在の会員数は、100名前後。
これも仮想通貨の相場次第で、増えたり減ったりする。


■仮想通貨サポートセンターの今後

仮想通貨サポートセンターの今後の取り組みはどうか。
土屋さんはこう語る。

「詐欺がなくなってほしいと思っています。
そのためには、仮想通貨の正しい姿を今後も配信していき、情報のミスマッチをなくしたい。
仮想通貨は、相場が上がるというきちんとしたロジックがないと買ってはいけないし、いまはICOには投資すべきではないと思っています。
そして、私としては、投資家と同じ目線で、自分が仕入れた知識や情報をみなさんに伝えていきたいと、役に立ちたいと思っています」
そしてこう続ける。

「仮想通貨は、ビットコインやリップル、イーサリアムにしても、それぞれの役割と未来が違う。
そういう意味でいえば、仮想通貨はまだ、何も実現していない。
しかし、仮想通貨は便利なものだから、けっしてなくなりはしない。
トークンで保有しておけば便利だし、海外のプロジェクトでもすぐに参加できる。
ただ、実需がないと通貨は潰れてしまうとおもいます」
最後に、仮想通貨でいま注目の通貨を尋ねると、一言。

「リップルです」
団体名:一般社団法人 仮想通貨サポートセンター
代表者:土屋範夫
事業内容:仮想通貨の正しい情報や知識の発信、啓蒙、仮想通貨業界の健全な発展の推進
住所:〒150-0011東京都渋谷区東2-20-13シャトレー渋谷2F
電話:03-5766-3350(受付時間平日10:00~18:00)
問い合わせはこちらから。



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