本日のマザーズ先物は、前週末の米株高など外部環境の落ち着きを背景に買いが先行しそうだ。
前週末の米国市場では、米中両首脳による貿易協議の合意「第1段階」に対する前向きな発言が伝わり、NYダウなどの主要株価指数は反発した。
また、為替相場も1ドル=108円台後半で円安傾向にあり、週明けの東京市場では投資家心理の改善につながるだろう。
前週は出遅れ感からマザーズ銘柄物色が盛り上がり、マザーズ指数は週間で4%超上昇した。
ただ、8月以降続くもち合いのレンジ上限に接近し、マザーズ先物にも目先の上げ一服を見越した売りが出てくる可能性がある。
また、今週から12月の新規株式公開(IPO)にかかるブックビルディングが徐々に始まるため、マザーズ銘柄に個人投資家の換金売り圧力がかかりやすいことも意識されているようだ。
上値のメドは895.0pt、下値のメドは880.0ptとする。