40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米新規失業保険申請88.5万件、2週連続増 鈍い回復浮き彫り

発行済 2020-12-17 22:59
更新済 2020-12-18 02:45
© Reuters. 米新規失業保険申請88.5万件、予想外に増加 回復鈍く

[ワシントン 17日 ロイター] - 米労働省が17日に発表した12日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は88万5000件と、前週の86万2000件から予想外に増加した。新型コロナウイルス感染者の急増が引き続き経済活動を阻害しており、景気後退(リセッション)からの回復の鈍りが改めて浮き彫りとなった。

増加は2週連続。ロイターがまとめたエコノミスト予想は80万件だった。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのシニアエコノミスト、サラ・ハウス氏は、「予想に反する新規失業保険請求件数の増加は、労働市場の回復が後退していることを改めて示した」と述べた。

調整前の新規失業保険申請件数は93万5138件と、前週から2万1335件減少した。コロナ禍で引き起こされた経済的な衝撃で申請件数の季節調整が難しくなっていることから、エコノミストは調整前の数字にも注目している。

5日までの1週間の失業保険受給総数は550万8000件と、前週から27万3000件減少。予想の559万8000件も下回った。

自営業者や単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」などに適用されるパンデミック失業支援(PUA)を受けている人は11月28日までの1週間で924万人と、前週から70万人増加。失業保険の受給期間を最長13週延長するパンデミック緊急失業補償(PEUC)を受けている人は480万人と、前週から約27万人増加した。

米議会指導部による9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加景気対策を巡る協議は、17日も合意に向け前進しているものの、つなぎ予算が切れる18日深夜までに合意できるか不透明な情勢となっている。

エコノミストは、新たな財政刺激策が個人消費の低迷を相殺したり、さらなる解雇を防いだりするのに役立つものの、完全に阻止することはできないと述べている。

*内容を追加しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます