40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

豪CBA、44億ドル規模の自社株買い発表 景気回復で利益が拡大

発行済 2021-08-11 09:25
更新済 2021-08-11 09:27

[11日 ロイター] - 豪コモンウェルス銀行(CBA)は11日、過去最高となる60億豪ドル(44億1000万米ドル)規模の自社株買いを発表した。新型コロナウイルス流行からの景気回復で通期キャッシュ利益が約20%増えたことを受けた。

オーストラリアの新型コロナ流行抑制とそれに伴う早期の景気回復が銀行を支援。また、このところの非中核部門の売却で「豪4大銀行」はキャッシュが豊富となっており、各行は向こう2年間で過去最高となる260億豪ドルの株主還元を見込んでいる。

CBAは国内経済の耐性および自社株買い後の潜在的なストレスイベントを吸収できる自行の能力を考慮したと説明。今回の自社株買いでは発行済み株式資本が3.5%超減少する。

アナリストは国内最大手行であるCBAの自社株買いについて、50億豪ドル規模になると予想していた。

競合のオーストラリア・アンド・ニュージーランド・バンキング・グループとナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は先月、合計で40億豪ドル相当の自社株買い計画を発表した。

CBAのマット・コミン最高経営責任者(CEO)は、2021会計年度における豪景気回復の力強さを認識しつつ、新型コロナ流行が引き続き経済に影響を及ぼすほか、金利低下が自行の将来の利益にとって圧力になると指摘した。

6月30日までの会計年度では、CBAの税引き後キャッシュ純利益は19.8%増の86億5000万豪ドル。アナリスト5人によるコンセンサス予想(85億5000万豪ドル)を上回った。

最終配当は1株当たり2.00豪ドルとした。規制当局が配当を制限していた昨年は98豪セントだった。

配当性向はCBAのキャッシュ利益の71%に相当。同行は引き続き通期配当性向目標をキャッシュ利益の70─80%にするとした。

融資減損費用は5億5400万豪ドルとなり、昨年の25億2000万豪ドルから減少した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます