40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

実質消費支出、10月は3カ月連続減 下落和らぐ

発行済 2021-12-07 09:10
更新済 2021-12-07 09:55
© Reuters.  12月7日、総務省が発表した10月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は28万1996円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年比0.6%減となった。都内で

[東京 7日 ロイター] - 総務省が7日発表した10月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は28万1996円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年比0.6%減少した。3カ月連続のマイナスとなったが、緊急事態宣言の解除で消費の下落幅は前月から縮小。ロイターの事前調査の予想(同0.6%減)と一致した。

一方、新型コロナウイルス感染者の状況が落ち着いていたため、前月比でみると消費は回復した。季節調整済み実質消費支出は前月比3.4%増で、2カ月連続のプラスとなった。

前年比で減少に寄与した品目は、テーブル・ソファーや電気洗濯機などの家庭用耐久財、国内パック旅行費などの教養娯楽サービスだった。一方、航空運賃や鉄道運賃などの交通、弁当や冷凍調理食品などの調理食品は増加に寄与した。

また、飲酒を含む外食支出は前年比で4.0%減少したが、先月20.1%の落ち込みからは下げ幅を縮小した。

内閣府の担当者は「コロナの影響は弱まりつつある」とする一方、新型コロナの新しい変異株「オミクロン株」の影響で不透明な状況もあり、引き続き注視していく考え。

1世帯当たりの消費支出を、コロナ前の2019年10月と比較すると1.4%増加した。ただ、内閣府は、2年前の同月は消費税引き上げの直後であったため、駆け込み需要の反動による消費縮小の影響がでていたことに注意が必要とした。

*総務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.htm [http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.htm]

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます