[ローマ 11日 ロイター] - イタリアのドラギ首相は11日、同国の経済成長率は第1・四半期に減速し、通期見通しに悪影響を与えかねないリスクが存在するが、イタリア政府はいかなる問題も克服しようと努めていると述べた。
イタリア経済が直面している主要なリスクはエネルギー価格の上昇と高インフレ、地政学的緊張だと指摘。「イタリア政府はこれら3つのリスクを認識しており、3分野全てへの介入を検討している」とした上で、再生可能エネルギーの促進などエネルギー価格の上昇に対する追加措置を来週にも提示すると語った。
また、自身の政党結成を否定したほか、内閣改造の意向もないとした。