[ブリュッセル 15日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が15日発表した1月のユーロ圏鉱工業生産は前月比変わらずだった。2月下旬のロシアのウクライナ侵攻の影響が出る前に、すでにユーロ圏の生産活動が停滞していたことを示した。
前年比では1.3%低下した。
ロイターがまとめたエコノミストの予想は前月比0.1%上昇、前年比0.5%低下だった。
品目別では、衣料などの非耐久消費財の生産が前月比3.1%増加したものの、耐久消費財、鉄鋼などの中間財、機械などの資本財は軒並み減少。資本財は2.4%減少した。
前年比では、非耐久消費財が7.0%増加する一方、資本財は8.4%減少した。