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独GDP、第1四半期は小幅増 ウクライナ情勢が影響

発行済 2022-04-29 19:02
更新済 2022-04-29 19:09
© Reuters.  4月29日、ドイツ連邦統計庁が発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は0.2%増だった。堅調な投資に支えられたものの、2月末からロシアのウクライナ侵攻の影響を

[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が29日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)速報値は0.2%増だった。堅調な投資に支えられたものの、2月末からロシアのウクライナ侵攻の影響を受け始めた。

ロイター調査の予想は0.1%増だった。

統計庁は「2月以降、ウクライナ情勢の短期的な景気見通しへの影響が増大している」と述べた。

ドイツ政府は27日、2022年の成長率予想を1月時点の3.6%から2.2%に引き下げる一方、今年のインフレ率予想は6.1%に引き上げた。ハベック経済相は、成長率鈍化はロシア産エネルギー禁輸や制限措置を前提にしておらず、現実となればリセッション(景気後退)に陥る恐れがあるという認識を示した。

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