[ロンドン 6日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが6日発表した4月の英国の建設業購買担当者景気指数(PMI)は58.2と、前月の59.1から低下し、1月以来の低水準となった。
コストと金利の上昇が響いた。ロイターがまとめた市場予想は58.0だった。
製造・サービス・建設を合わせた全セクターPMIは58.2と、前月の60.7から低下し、1月以来の低水準となった。
S&Pグローバルの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は「建設部門は、より抑制された回復期に向かいつつある。エネルギー・原材料コストの急上昇で顧客の予算に悪影響が出ている」と述べた。
投入価格は昨年9月以来の高水準。住宅建設の拡大ペースは昨年9月以来の低水準だった。
受注は好調で雇用も増えたが、借り入れコストの上昇で需要が伸び悩んだ。企業の楽観度は2020年9月以降で最低だった。