ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

独PMI、5月はサービスが堅調維持 製造業は新規受注が減少

発行済 2022-05-24 18:02
更新済 2022-05-24 18:09
© Reuters.  S&Pグローバルが24日発表したドイツの5月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値は56.3と、前月の57.6から低下したものの、好不況の分かれ目となる50は

[ベルリン 24日 ロイター] - S&Pグローバルが24日発表したドイツの5月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値は56.3と、前月の57.6から低下したものの、好不況の分かれ目となる50は5カ月連続で大幅に上回った。

ただ、物価上昇、市場の不透明感、供給の問題で需要に圧力がかかり始めている兆しがある。

市場予想は57.2だった。

製造業PMIは54.7と、前月の54.6から上昇。ロイターがまとめた市場予想は54.0だった。

総合PMIは54.6と、前月の54.3から上昇し、市場予想の54.0を上回った。

© Reuters.  S&Pグローバルが24日発表したドイツの5月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値は56.3と、前月の57.6から低下したものの、好不況の分かれ目となる50は5カ月連続で大幅に上回った。写真はデュイスブルクの工場で2020年1月撮影(2022年 ロイター/Wolfgang Rattay)

S&Pグローバルのエコノミクス・アソシエート・ディレクター、フィル・スミス氏によると、製造業では新規受注が2020年6月以来のペースで減少。特に新規輸出受注が大きく減少した。生産を続けるため、受注残に依存したという。

顧客を巡る不透明感、強い物価圧力、供給混乱、中国の新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が需要の重しとなった。

同氏は「ロックダウン後のサービス活動の回復が引き続きドイツ経済の力強い追い風となっている」と指摘。「製造業は生産を支えるため、以前にも増して受注残に依存するようになっている。新規受注は一貫して減少しており、モノの需要が引き続き低迷すれば、製造業の成長見通しに影を落とすことになる」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます