40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米家計債務、第2四半期は過去最高の16兆ドル超 インフレ高進で

発行済 2022-08-03 01:52
更新済 2022-08-03 02:09

[2日 ロイター] - 米ニューヨーク(NY)連邦準備銀行が2日公表した報告書によると、第2・四半期の米家計債務は16兆1500億ドルと過去最高を更新した。住宅ローン残高が2070億ドル急増したほか、クレジットカード残高や自動車ローンも増加した。高インフレを受け借り入れが増加したという。

住宅ローン残高は6月末で11兆3900億ドルとなった。住宅購入の新規融資実行額が7%増加。主に借入額が増加したためという。

NY連銀によると、米家計債務はパンデミック(世界的大流行)発生直前の2019年第4・四半期から2兆ドル以上増加している。

クレジットカード残高は第2・四半期に460億ドル増加。1999年以降で最大の伸びとなった。自動車ローンの新規融資実行額は33億ドル増の1990億ドル。融資件数の増加よりも1件当たりの融資額の増加を反映した。

NY連銀の研究者は「学生ローンを除く全ての種類の債務が大幅に増加した」とし、「各債務の増加は物価上昇に伴う借り入れの増加が一部反映されている」とした。

延滞率は全ての債務で小幅に上昇。クレジットカードと自動車ローンの延滞率は特に低所得者層で上昇した。

NY連銀の研究者は、延滞率は2019年のパンデミック前の水準に上昇しているが、なお過去最低水準にあると指摘。「ただ、これ以上に上昇すれば、家計のバランスシートの状態に関する懸念がやや高まるため、引き続き注視する必要がある」とした。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます