[ベルリン 11日 ロイター] - ドイツ政府は、10日に発表されたガス価格に上限を設ける措置の効果を踏まえ、インフレ率は2022年に8.0%、23年に7.0%になると予想していることが11日、関係筋の話で分かった。
上限措置がなければ、インフレ率はこれよりも大幅に高い水準に上昇するとしている。
関係筋は先週、政府はインフレ率が22年は7.9%、23年は8%になると予想しているとロイターに明らかにしていた。
ただ、政府はエネルギー危機、物価高、供給網の問題などが重しになり、ドイツ経済は来年は0.4%のマイナス成長に陥るとの見方を変えていない。