40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

マレーシアGDP、第3四半期は1年強ぶり2桁成長 予想も上回る

発行済 2022-11-11 13:27
更新済 2022-11-11 16:37
© Reuters.  11月11日、マレーシア中央銀行が発表した第3・四半期国内総生産(GDP)は前年比14.2%増加し、伸び率は第2・四半期の8.9%から加速した。写真はクアラルンプールで

[クアラルンプール 11日 ロイター] - マレーシア中央銀行が11日発表した第3・四半期国内総生産(GDP)は前年比14.2%増加し、伸び率は第2・四半期の8.9%から加速した。

16.1%の成長率を記録した昨年第2・四半期以来の高い伸びで、2桁成長は1年強ぶりとなった。ロイターがまとめたエコノミスト予想の11.7%増も上回った。

内需拡大や堅調な輸出、労働市場の回復に加え、政策支援が寄与した。

中銀のノル・シャムシアー総裁は記者会見で、今年の成長率が従来予想の7%を上回るとの見通しを示した。

「まだ新型コロナウイルス流行前の水準に回復していない分野が一部残されている。世界経済の減速が特にマレーシアの輸出に影響を及ぼすだろう」と発言。

リンギ相場については、米国の金利を巡る不透明感が後退すれば、マレーシアの経済ファンダメンタルズを反映した水準に調整するだろうと述べた。

「マレーシアは経済危機には陥っていない」とし、来年の景気後退は予想していないと述べた。

世界的な景気減速リスクによる先行き不透明感はあるものの、マレーシア経済は新型コロナウイルス流行を受けた低迷から力強く回復している。

政府は先月、今年の成長率見通しを従来の5.3─6.3%から6.5─7.0%に引き上げた。来年は4.0─5.0%への減速を見込む。

中銀はインフレ率が第3・四半期に4.5%でピークを打った可能性が高いとしたが、今後も高止まりするとの見方を示した。

マレーシアのインフレ率は今年、政府の補助金や価格統制によっておおむね抑制されてきた。ただ、上振れリスクが残る中、中銀は先週、4会合連続で25ベーシスポイント(bp)の利上げを実施。5月以降、政策金利は過去最低の1.75%から合計100bp引き上げられている。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます