40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

豪第3四半期GDP、前期比+0.6%に鈍化 物価・金利高が消費に影響

発行済 2022-12-07 10:05
更新済 2022-12-07 11:45
© Reuters.  オーストラリア統計局が12月7日に発表した第3・四半期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.6%増加し、前四半期の0.9%増から伸びが鈍化した。写真はシドニーのオペラハ

[シドニー 7日 ロイター] - オーストラリア統計局が7日に発表した第3・四半期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.6%増加し、前四半期の0.9%増から伸びが鈍化し、エコノミスト予想の0.7%増に届かなかった。物価高騰と金利上昇が個人消費に影響した。

前年比では5.9%増加。予想は6.2%増だった。昨年終盤に新型コロナウイルス禍から経済活動が再開したことが大きく寄与した。

家計消費は前期比1.1%増と、引き続き経済成長の原動力となった。旅行や外食、新車購入の支出がけん引した。ただ、伸び率は第2・四半期の2.1%から鈍化し、1年ぶりの低さとなった。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)による物価と需要の抑制に向けた金融引き締めが効果を表していることが示唆された。

キャピタル・エコノミクスのシニアエコノミスト、マルセル・ティエリアント氏は、金融引き締めや実質収入の減少が消費を圧迫しつつあるため、第3・四半期の「そこそこ良い」GDP成長率は悪化前の「最後の輝き」となる可能性があると述べた。

GDP統計では物価上昇圧力が広範囲に及んでいることが示され、国内需要の物価指数(GDPデフレーター)は1.8%上昇と、2000年の物品サービス税導入以降で最大の伸びを記録した。

賃金と類似性のある従業員報酬は06年以来の大幅な増加率となった。失業率が3.4%の低水準で推移する中、企業は人員の獲得・維持のための出費を余儀なくされた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます