[ロンドン 26日 ロイター] - 米国債の保証料率が26日、2011年以来の高水準に上昇した。米国政府が予想よりも早く債務上限に達する可能性があるとの懸念が背景。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのデータによると、米5年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)のスプレッドは62ベーシスポイント(bp)となり、前日終盤の水準の59bpから拡大した。年初の水準から倍以上となっている。
イエレン米財務長官は25日、米議会が連邦債務上限を引き上げずに米国がデフォルト(債務不履行)に陥れば「経済的大惨事」が引き起こされ、何年にもわたり金利が上昇すると警告した。