[ワシントン 11日 ロイター] - 米ミシガン大学が11日発表した8月の消費者信頼感指数(速報値)は71.2と、前月の71.6から小幅低下した。ただ、市場予想の71.0は上回った。また、消費者が来年以降、インフレが低下すると見込んでいることも示された。
消費者調査ディレクターのジョアン・シュー氏は「消費者は総じて経済環境について先月から大きく変わっていないと感じているようだが、わずか3カ月前からは大幅な改善を確認している」と述べた。
1年先のインフレ期待は3.3%と、7月の3.4%から低下。5年先のインフレ期待も前月の3.0%から2.9%に低下した。過去25カ月中24カ月は2.9─3.1%の狭いレンジ内にとどまっている。