[北京 20日 ロイター] - 20日発表の中国税関統計によると、7月の対北朝鮮輸出額は前月比1.2%増の1億5660万ドルだった。グラニュー糖と小麦粉が顕著に伸びた。
グラニュー糖、コメ、小麦粉などの農産品を除いて輸出額が大きかった品目としては、かつら・ウィッグ用加工毛髪・羊毛、塩化ビニル製の敷物が上位を占めた。
7月の対北朝鮮グラニュー糖輸出は9460トンで前月比90.4%増。小麦粉は1万1000トンで66%増だった。
韓国の聯合ニュースは今週、北朝鮮と中国の国境が徐々に再開し、列車が増便されていると報じた。
北朝鮮は数十年にわたり、しばしば自然災害が原因で深刻な食糧不足に見舞われている。朝鮮半島には先週、台風6号「カーヌン」が上陸した。
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