[香港 21日 ロイター] - 中国の物流大手、順豊控股(SFホールディング)は21日、香港証券取引所への重複上場を申請した。同取引所のウェブサイトで分かった。
調達目標額は不明だが、ロイターは5月、順豊が20億─30億ドルを調達する可能性があると報じた。この額なら香港への上場としては1年余ぶりの大型案件の一つとなる。
申請書類によると、順豊は上場に向けてゴールドマン・サックス、華泰金融、JPモルガンを起用した。
調達資金は東南アジアを中心にアジアの物流網やサービスの改善に充てる方針。また「M&A(合併・買収)や戦略的提携、合弁事業、他の大規模投資を通じて戦略的イニシアチブを選択的に追求する」とした。