[東京 25日 ロイター] - 日本ショッピングセンター(SC)協会が25日発表した7月のSC既存店売上高は前年比12.7%増となった。
7月は、地域イベントによる外出機運の高まりや、インバウンド客増加などの影響により来館数が増えた。また猛暑による夏物商材の高稼働もあり、前年比2桁の伸びとなった。2019年と比較すると総合で+0.3%となり、コロナ禍前を上回った。
業種別にみると、「ファッション」はサマーセールの開催や連日の猛暑により、夏物商材が高稼働した。「雑貨」は外出機運の高まりにより旅行用品が好調だった。また、冷感グッズなどの暑さ対策商品や日傘、サングラスなどの紫外線対策商品も高稼働した。「飲食」は旅行客やイベント帰りの来館者が多く、立地や地域を問わず好調だった。