Stefanno Sulaiman
[ジャカルタ 28日 ロイター] - インドネシア中央銀行の高官は28日、来月から発行を開始する新証券について、外国人投資家にとって「非常に魅力的な」利回りになるとの見方を示した。
中銀は先週、保有国債を裏付けとするルピア建ての新たな証券(SRBI)を発行する計画を公表。9月15日から週2回入札を行う。
アナリストは、新証券の成否はどのようなリターンを提供できるかにかかっているとみている。中銀の金融管理責任者であるエディ・スシアント氏はこの日の会見で、新証券に関する詳細を一部明らかにした。
同氏によると、毎週水曜日と金曜日に6カ月、9カ月、12カ月物の入札を実施。リターンは国債のリバースレポ金利と同程度だという。
今月18日に実施された前回の入札では、6カ月物、9カ月物、12カ月物のリバースレポ金利はそれぞれ6.31208%、6.39517%、6.41884%だった。