Mayank Bhardwaj
[ニューデリー 30日 ロイター] - インド政府は29日夜、突然の輸出禁止措置により港に滞留しているバスマティ米以外の白米について、出荷を認めたと発表した。
政府は7月20日、国内価格の上昇を抑えるため、非バスマティ白米の輸出を禁止。貿易業者が損失に直面していた。
世界のコメ輸出の40%を占めるインドは、150カ国以上にコメを出荷している。2022年の輸出量は過去最高の2220万トンに達した。
インドのコメ輸出規制は世界のコメ価格に上昇圧力となっている。
港に滞留している貨物の大半は東アフリカと西アフリカの国々に輸出される見通し。