[ヨハネスブルク 5日 ロイター] - S&Pグローバルが5日発表した8月の南アフリカ購買担当者景気指数(PMI)は51.0で、7月の48.2から上昇し、6カ月ぶりに好不況の分かれ目となる50を上回った。需要が改善し、生産を後押しした。
全般的なコストの上昇ペースは1月以来最も遅くなり、産出価格の伸びも鈍化した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミスト、デービッド・オーウェン氏は「生産が拡大し、需要環境が全般的に安定する中、民間部門の好転が促進されている」と指摘した。
ただ、国営電力会社エスコムによる計画停電、通貨ランド安、供給混乱などの国内要因が引き続き成長を阻害していると警告。年内はこれら問題の進展が焦点との認識を示した。