Pete Schroeder
[ワシントン 7日 ロイター] - 米連邦預金保険公社(FDIC)が7日に公表したデータによると、第2・四半期の国内銀行の利益と預金残高はおおむね堅調な数字となり、今年3月の銀行業界の混乱が収まったことを示唆した。
第2・四半期の業界全体の利益は、前年比11.3%減の708億ドルだった。3─5月にシリコンバレー銀行(SVB)を含めた3行の買収による影響を除くと、利益は前年比5.7%増加した。
第2・四半期の預金残高は0.5%減少し、5四半期連続の減少となったが、第1・四半期の2.5%ほどは落ち込まなかった。