Nicole Jao
[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米国時間の原油先物は1%近く上昇した。取引時間中には2週間ぶりの安値を付けたが、切り返した。不透明な経済見通しが需要を抑制するとの懸念があるものの、供給が逼迫するとの見方が支援した。
清算値は、北海ブレント先物が0.67ドル(0.7%)高の1バレル=93.96ドル。米WTI先物は0.71ドル(0.8%)高の90.39ドルとなった。
ロシアとサウジアラビアが自主減産を年末まで延長したため、石油供給は依然として逼迫している。PVMのアナリスト、タマス・バルガ氏は「石油供給は当面、需要を下回ることが予想されるため、弱さは長続きしないはずだ」と述べた。