サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

カイオムバイオ---がん治療用抗体「LIV-1205」でスイス社との案件進捗に期待

発行済 2015-08-18 09:14
更新済 2015-08-18 09:33
バイオベンチャーのカイオム・バイオサイエンス {{|0:}}は14日、第2四半期累計(2015年1-6月期)決算を発表した。
連結業績は、売上高が前年同期比17.1%減の1.33億円、営業損益が7.22億円の赤字(前年同期は5.81億円の赤字)、経常損益が6.84億円の赤字(同5.82億円の赤字)、純損益が7.01億円の赤字(同5.57億円の赤字)となった。
創薬アライアンス事業において、中外製薬グループなど国内製薬会社や、富士レビオなど診断薬企業の案件は進捗しているものの、完全ヒトADLibシステムの検証契約の獲得遅延などが響いた格好。
ただ、連結子会社リブテック(7月1日付けで同社が吸収合併)が創製したがん治療用抗体「LIV-1205」についてスイスADC Therapeutics社とADC分野でのオプションライセンス契約を締結。
契約一時金を受け取りつつ、開発進捗や販売額に応じた料金を受領できることになり、今後の案件進捗が期待されよう。
決算発表と同時に、通期業績予想の見直しを発表している。
変更後の通期計画は、売上高が2.54億円、営業損益が14.12億円の赤字、経常損益が14.07億円の赤字、純損益が14.37億円の赤字を見込む。
売上高については、今期に予定していた抗セマフォリン3A抗体の導出時期の遅延、および完全ヒトADLibシステムの検証契約の獲得時期の遅延により下方修正した。
一方、損益面では、ナノ医療イノベーションセンター進出の中止、海外拠点の設立延期、研究テーマの見直しなど販管費圧縮により、赤字幅縮小を予定している。
同社は、理研発の創薬基盤技術型バイオベンチャー。
独自の創薬基盤技術「ADLib」システムを核とした抗体医薬品の研究開発支援や研究開発等を展開する。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます