[パリ 2日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた10月のフランスHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は42.8で、前月の44.2から低下し、2020年5月以来の低水準となった。受注と生産が低迷した。
速報は42.6だった。PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。
ハンブルク商業銀行(HCOB)のエコノミスト、ノルマン・リープケ氏は「乏しい需要はフランスの製造業を著しく弱体化させている。全体的にも海外でも新規受注が少ないため、受注残は20年初頭以来の速さで解消されている」と述べた。