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インドネシア貿易黒字、1月は20.1億ドルに縮小 予想下回る

発行済 2024-02-15 15:05
更新済 2024-02-15 15:10
© Reuters.  2月15日、インドネシア統計局が発表した1月の貿易収支は20億1000万ドルの黒字となった。写真は昨年2月、ジャカルタで撮影(2024年 ロイター/Ajeng Dinar Ulfiana)

Fransiska Nangoy Stefanno Sulaiman

[ジャカルタ 15日 ロイター] - インドネシア統計局が15日発表した1月の貿易収支は20億1000万ドルの黒字となった。黒字幅は前月から縮小し、市場予想を下回った。世界貿易が低迷する中、輸出が予想以上に減少した。

ロイターがまとめたアナリスト18人の予想中央値は29億9000万ドルの黒字、12月は33億ドルの黒字だった。

1月の輸出は前年比8.06%減の205億2000万ドル。石炭やパーム油など主要輸出品目の出荷が減少した。市場予想は2.7%減だった。

バンクダナモンのエコノミスト、イルマン・ファイズ氏は「主要貿易相手国の景気減速が続いており、輸出の鈍化がより顕著になっている」と指摘。

貿易黒字の縮小が年末まで続いて2024年の経常赤字が対国内総生産(GDP)比で23年の0.4%から1%に拡大する可能性があると語った。

中央銀行は今年の経常赤字が対GDP比0.1─0.9%になると予想している。

1月の輸入は0.36%増の185億1000万ドル。市場予想は1.3%増だった。

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