天守のみならず、周囲の石垣や堀、井戸、城の背景となる四季折々の景色を楽しみ、その城が持つ歴史に想いをはせる……、そんな多様な楽しみ方ができ、人気を集め続ける城。
近年は、AR、VR、プロジェクションマッピングなど、最先端の技術を使った演出、イベントなども各城で開催されています。
そんな中、阪急交通社が、同社のサイト内で最近1年間で検索された城の名前のランキングを発表しました。
全国の城の中から上位に選ばれたのはどの城でしょうか?
第10位 二条城
平成6年(1994年)に世界遺産登録をされた二条城は、京都府京都市中京区にあり、慶長8年(1603年)に、徳川家康が京都を訪れた際の宿泊所として建設されました。
15代将軍徳川慶喜が大政奉還を行った場所としても広く知られています。
中でも建物面積が3,300平方メートル、部屋数33、畳が800畳敷かれている国宝・二の丸御殿は、その豪華で美しい建築と障壁画は見る者の心を魅了します。
二条城(株式会社阪急交通社)
10位[同率]名古屋城(なごやじょう)
兵庫県姫路市にある姫路城は、天守閣などが国宝や重要文化財に指定され、平成5年(1993年)には日本で初めて世界文化遺産にも登録されました。
シラサギが羽を広げたような姿とのことから、「白鷺城(しらさぎじょう)」という愛称でも呼ばれています。
大天守の美しさは圧巻で、時代劇のロケ地としても多数使用されています。
城内ではARを利用した展示、解説を行っていますので、訪れる際はぜひ専用アプリをダウンロードしておきたいですね。
千姫が休息所としていた「化粧櫓」や、播州皿屋敷でお菊が投げ込まれたとされる「お菊井戸」など、天守閣以外にも注目スポットが多数あります。
姫路城(株式会社阪急交通社)
(出典 株式会社阪急交通社)
【ニュース提供・大紀元】
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