シノケングループ (T:8909)は7日、2019年12月期第2四半期(19年1-6月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比13.2%減の507.75億円、営業利益が同10.5%減の60.92億円、経常利益が同10.4%減の55.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.7%減の38.39億円となった。
不動産セールス事業の売上高は前年同期比26.0%減の314.71億円、セグメント利益は同25.0%減の39.24億円となった。
アパートメント販売では、アパートメント経営の提案を行なうとともに、厳選したアパートメント用地の確保、新規契約の獲得に努めた。
同社グループが手がける駅近で利便性の高いデザイナーズ物件は、顧客の評価も高く、需要自体は底堅く推移した。
また、マンション販売では、首都圏において投資用に特化したデザイナーズ仕様の物件を区分販売した。
不動産サービス事業の売上高は前年同期比25.3%増の79.65億円、セグメント利益は同45.3%増の18.51億円となった。
当第2四半期連結会計期間末における賃貸管理戸数は34,885戸、マンション管理戸数は6,426戸となった。
その他、家賃等の債務保証は、入居者向け保証件数の拡大に向けた保証プランの充実や新規顧客の獲得を図るとともに保証家賃等の回収率向上に努め、少額短期保険は、保険商品の充実を図り新規契約の獲得に努めた。
ゼネコン事業の売上高は前年同期比17.0%増の92.00億円、セグメント利益は同23.9%増の9.42億円となった。
小川建設は、既存顧客からのリピート受注のみならず幅広い顧客への営業活動が奏功し新規受注を増加させた他、受注済みの請負工事の進捗も順調に推移した。
エネルギー事業の売上高は前年同期比37.5%増の13.39億円、セグメント利益は同24.3%増の3.25億円となった。
当第2四半期連結会計期間末において、LPガスの小売販売の供給世帯数が34,496世帯、電力の小売販売の契約が18,413件となった。
ライフケア事業の売上高は前年同期比8.7%増の7.59億円、セグメント利益は同30.4%増の1.13億円となった。
ライフケア事業は、各施設の入居率の維持・向上を図るとともに、介護関連サービスの更なる充実に努めた。
2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前年同期比で19.2%減の900.00億円、営業利益が同27.4%減の86.00億円、経常利益が同25.2%減の80.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.5%減の56.00億円とする、直近の予想を据え置いている。