【ブラジル】ボベスパ指数 38031.22 +0.83% 22日のブラジル株式市場は続伸。
主要指標のボベスパ指数は前日比314.11ポイント高(+0.83%)の38031.22で取引を終えた。
37736.93から38443.80まで上昇した。
指数構成銘柄での値上がりは39、値下がりは20、変わらず2であった。
欧州、中国、日本の中銀に対する緩和期待から、世界的に株価が反発している状況に、ブラジル株も追随した。
なかでも鉱物資源価格の上昇を受けて、鉄鋼大手のナショナル製鉄(CSNA3)が大幅な株高となり、ボベスパ指数の上昇をけん引したもよう。
また、ブラジルの1月拡大消費者物価指数の前月比伸び鈍化を受けて、小売関連銘柄が上げたことも指数の押し上げにつながった。
【ロシア】MICEX指数 1717.98 +2.43% 22日のロシア株式市場は続伸。
主要指標のMICEX指数は、前日比40.79ポイント高(+2.43%)の1717.98で取引を終了した。
1682.92から1730.14まで上昇した。
欧州中央銀行(ECB)の3月追加緩和示唆が引き続き好感され、中国人民銀や日銀の緩和期待も加わり、欧州株が続伸したこと。
また、ブレント原油先物が31ドル台まで反発したことを受けて、ロシア株も買いが継続した。
ただ、原油高によりルーブルが買い戻されたことで、輸出型企業が株安に転じており、MICEX指数の上昇幅縮小に幾分つながったもよう。
【インド】SENSEX指数 24435.66 +1.98% 22日のインドSENSEX指数は3日ぶり反発。
前日比473.45ポイント高(+1.98%)の24435.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同145.65ポイント高(+2.00%)の7422.45で取引を終えた。
買いが先行した後はじりじりと上げ幅を拡大させた。
最近の下落で値ごろ感が強まり、下値拾う動きが活発になった。
また、前日欧米市場の上昇や本日のアジアの主要な株式市場が堅調な値動きを示していたことも買い安心感を与えた。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、次回3月(10日)理事会での追加緩和を示唆したことが前日の欧米市場の上昇につながったもようだ。
【中国本土】上海総合指数 2916.56 +1.25% 22日の上海総合指数は値上がり。
主要指標の上海総合指数は前日比36.08ポイント高(+1.25%)の2916.56ポイントと3日ぶりに反発した。
自律反発狙いの買いが相場を押し上げる。
21日までの続落で上海総合指数は約1年1カ月ぶりの安値圏に沈んでいただけに、値ごろ感が着目された。
人民元の対米ドルレートが約5年ぶりの安値水準で推移するなか、資金流出懸念で売られる場面がみられたものの、中盤から買いの勢いが再び強まっている。
前日に急上昇した上海銀行間取引金利(SHIBOR)が下げに転じたことも、投資家心理を上向かせた。