【ブラジル】ボベスパ指数 50138.05 -1.43% 3日のブラジル株式市場は反落。
主要指標のボベスパ指数は前日比726.73ポイント安(-1.43%)の50138.05で取引を終えた。
50866.92から50053.82まで下落した。
指数構成銘柄での値上がりは19、値下がりは47であった。
銀行大手のブラデスコ銀行(BBDC3)が、HSBCのブラジル(不採算)子会社の取得で合意したことが懸念され、株安となったこと。
ルセフ大統領の後ろ盾であるルラ元大統領の旧側近が逮捕されたこと。
原油安。
そして、ブラジル中銀発表の週次エコノミスト調査で、2015年の経済成長率見通しが-1.80%(前回-1.76%)、インフレ見通しは9.25%(前回9.23%)に、それぞれ悪化したことが、売り材料になった。
【ロシア】MICEX指数 1663.74 -0.32% 3日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。
主要指標のMICEX指数は前日比5.26ポイント安(-0.32%)の1663.74で取引を終了した。
1676.24から1654.46まで下落した。
中国の7月製造業PMI(国家統計局)が50.0まで低下し(6月50.2)、7月財新製造業PMI改定値も47.8に下方修正されたことで(速報値48.2)、景気減速による需要後退懸念から商品価格が軒並み下落し、ロシア株を圧迫した。
ブレント原油先物は、ロシア市場取引時間内において50.05ドルまで下げた(前日比2.16ドル安)。
【インド】SENSEX指数 28187.06 +0.26% 3日のインドSENSEX指数は4日続伸。
前日比72.50ポイント高(+0.26%)の28187.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.12%(10.20ポイント)高の8543.05で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、その後は狭いレンジでもみ合った。
堅調な経済指標が支援材料。
きょう発表された7月の日経インド製造業購買担当者指数(PMI)は52.7となり、前月の51.3を上回った。
これは6カ月ぶりの高水準を記録。
また、食品や水安全問題などの政府支出予算の増加が承認されたことが関連銘柄の物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3622.91 -1.11% 3日の上海総合指数は値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前営業日比40.82ポイント(1.11%)安の3622.91ポイントと3日続落した。
一時は、下値支持線として意識されている3500ポイント近辺まで下げている(安値は3549.50ポイント)。
景気先行きが不安視される。
中国国家統計局と中国物流購入連合会が今月1日に公表した今年7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、前月の50.2から50.0に低下した。
市場予想(50.1)も0.1ポイント下回っている。