■株主還元
日本BS放送 (T:9414)は株主への適正な利益配分を経営の重要な課題の1つと位置付けており、配当をもって還元することを基本としている。
2017年8月期については、期初時点で前期比1円増配の18円の配当予想を公表していたが、その予想どおり18円の配当を決定した。
配当性向は21.1%となっている。
2018年8月期について同社は、前期比1円増配の19円配の配当予想を公表している。
予想1株当たり利益に基づく配当性向は22.0%となる。
同社は中期的な業績目標として150億円の実現を掲げており、今後数年間はそれに向けて先行投資的な費用の発生が続く見込みだ。
その結果、利益の成長性は売上高に比較して鈍化することが懸念されるが、そうしたなかでも同社は株主重視の姿勢を明確に表すべく、安定した配当を継続的に行う方針だ。
前述したように、同社は業界全体の大きなテーマである4K・8Kへの対応を進めている。
その過程では数十億円規模の設備投資が必要となるとみられるが、収益の拡大に応じて現状のペースで配当を行うことは、同社の設備投資にとって足かせにはならないと考えている。
同社は株主優待制度も設けている。
内容は、1単元(100株)以上保有の株主を対象に、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を、年2回(基準日は8月末と2月末)贈呈するというものだ。
また、長期保有株主優待制度として、基準日の株主名簿に連続3回以上同一株主番号で記載された株主に対しては、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を追加で贈呈することとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
日本BS放送 (T:9414)は株主への適正な利益配分を経営の重要な課題の1つと位置付けており、配当をもって還元することを基本としている。
2017年8月期については、期初時点で前期比1円増配の18円の配当予想を公表していたが、その予想どおり18円の配当を決定した。
配当性向は21.1%となっている。
2018年8月期について同社は、前期比1円増配の19円配の配当予想を公表している。
予想1株当たり利益に基づく配当性向は22.0%となる。
同社は中期的な業績目標として150億円の実現を掲げており、今後数年間はそれに向けて先行投資的な費用の発生が続く見込みだ。
その結果、利益の成長性は売上高に比較して鈍化することが懸念されるが、そうしたなかでも同社は株主重視の姿勢を明確に表すべく、安定した配当を継続的に行う方針だ。
前述したように、同社は業界全体の大きなテーマである4K・8Kへの対応を進めている。
その過程では数十億円規模の設備投資が必要となるとみられるが、収益の拡大に応じて現状のペースで配当を行うことは、同社の設備投資にとって足かせにはならないと考えている。
同社は株主優待制度も設けている。
内容は、1単元(100株)以上保有の株主を対象に、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を、年2回(基準日は8月末と2月末)贈呈するというものだ。
また、長期保有株主優待制度として、基準日の株主名簿に連続3回以上同一株主番号で記載された株主に対しては、「ビックカメラ商品券(1,000円券)」1枚を追加で贈呈することとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)