こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
11/15付の「DailyOutlook」では、高配当利回り銘柄について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『NISA(少額投資非課税制度)を活用した投資など、個人投資家は高配当利回り銘柄を選好する傾向がある。
企業の好業績と株主還元強化を受けて、配当金は増額傾向となっている。
ただ、「配当利回り」は、「年間配当金÷株価」で計算されるため、業績変動などによる株価の騰落が、利回りに影響する点には注意が必要である。
また、将来的な業績変動リスクに対しては、企業の業績と配当に対する考え方(配当政策)も重要である(参考:10月26日付DailyOutlook「高配当利回り銘柄への投資では配当政策をチェック」)』と伝えています。
続けて、高配当で業種の異なる主要5銘柄の配当利回りの推移をみると、各銘柄で動きは異なることを挙げ、『一定利回り幅の範囲内を変動するキヤノン(7751)や三菱商(8058)、上昇傾向のJT(2914)や日産自(7201)、比較的安定した動きのNTTドコモ(9437)とまちまちである。
精密機器のキヤノンは、配当金がほぼ一定で株価変動が利回りに色濃く反映。
たばこや食品などのJTは、連続増配の一方で株価が下落傾向で利回りが上昇。
通信のNTTドコモは、連続増配と同時に株価が上昇傾向で利回りに安定感があって注目される』と分析しています。
さらに、『直近で同社株は、通信料金値下げの発表で株価が下落したが、「継続的な増配」方針の維持から減配可能性が低く配当利回りが株価を下支えしているとみられる。
配当政策の重要性は高い』とまとめています。
最後にレポートでは、『主な高配当銘柄の配当利回り推移』を紹介しています。
詳しくは11/15付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜