■NY株式:ダウは70ドル高、ギリシャ議会による財政緊縮策の可決を好感
NYダウ ナスダック
終値 :18120.25 終値 :5163.18
前日比:+70.08 前日比:+64.24
始値 :18078.16 始値 :5138.18
高値 :18131.61 高値 :5163.18
安値 :18065.33 安値 :5128.56
16日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は70.08ドル高の18120.25、ナスダックは64.24ポイント高の5163.18で取引を終了した。
ギリシャ議会が債権団に求められた財政緊縮策を可決したことで、追加金融支援に向けて前進したことが好感され、買いが先行。
欧州中央銀行(ECB)総裁が政策金利の据え置きやギリシャ銀行向けの緊急流動性支援(ELA)の上限引き上げを発表したほか、20日が期限となる42億ユーロの返済履行についても楽観的な見方を示した。
週間新規失業保険申請件数が予想より少なかったことや主要企業決算も好感されており、終日堅調推移となった。
セクター別では、小売やソフトウェア・サービスが上昇する一方で自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが下落した。
動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、昨日発表された4-6月期決算で契約者数増加が好感され急騰。
大手行のシティグループ(C)も、決算内容が好感され上昇。
オークションサイト運営のイーベイ(EBAY)は、予想を上回る決算や10億ドルの自社株買いを発表したほか、企業向け部門を英投資会社に約9億ドルで売却することで合意間近との報道を受け、買われた。
一方で、投資銀行のゴールドマン・サックス(GS)は訴訟関連費用や債券トレーディング収入の落ち込みで決算が予想を下回り下落。
検索大手のグーグル(GOOGL)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表、売上高は予想を下振れたものの、一株利益は上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円13銭、米9月の利上げ織り込むドル買い継続 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円18銭まで上昇後、123円81銭へ反落して、124円13銭で引けた。
米国の週次新規失業保険申請件数の減少を好感したドル買いが加速。
その後、米7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数の大幅低下にドル売りが一時強まったが、イエレンFRB議長が上院証言で年内の利上げの可能性を再度示唆したため、ドル買いが盛り返した。
ユーロ・ドルは、1.0855ドルまで下落後、1.0926ドルへ反発して1.0875ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で異例な緩和策を維持することを決定。
ドラギECB総裁も会見で、量的緩和(QE)を継続する方針を表明したためユーロ売りが優勢となった。
その後、ドラギ総裁がECBがギリシャの銀行への緊急支援を拡大する方針を発表。
また、ギリシャによるECBへの返済履行を確信しているとも述べたことで、ユーロ売りは後退した。
ユーロ・円は、134円76銭へ下落後、135円36銭まで反発した。
ポンド・ドルは、1.5561ドルまで下落後、1.5630ドルへ反発。
ドル・スイスは、0.9585フランまで上昇後、0.9538フランへ反落した。
■NY原油:続落で50.91ドル、原油先物受け渡し拠点の在庫増観測で売り勝る NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:50.91↓0.50)。
52.05ドルまで上昇した後、50.86ドルまで下落した。
ブレント原油先物8月限が、取引最終日に加え、英油田の操業トラブルもあって上昇していたことで、NY原油も連れて買い戻しが先行したとみられる。
しかし、その後、「米エネルギー情報会社ジェンスケープが、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫について、前週末からさらに増えているとの見方を示している」との噂から、売りが優勢になったもよう。
米FRBの9月利上げ観測浮上で、ドル高傾向による原油の割高感も売り圧力になった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.96ドル +0.275ドル(+1.56%) モルガン・スタンレー(MS) 39.91ドル +0.205ドル(+0.52%) ゴールドマン・サックス(GS)211.14ドル -1.820ドル(-0.85%) インテル(INTC) 29.90ドル +0.210ドル(+0.71%) アップル(AAPL) 128.51ドル +1.690ドル(+1.33%) グーグル(GOOG) 579.85ドル +19.63ドル(+3.50%) フェイスブック(FB) 90.85ドル +1.090ドル(+1.21%) キャタピラー(CAT) 83.75ドル +0.360ドル(+0.43%) アルコア(AA) 10.50ドル -0.070ドル(-0.66%) ウォルマート(WMT) 73.83ドル +0.180ドル(+0.24%) スプリント(S) 3.97ドル +0.130ドル(+3.39%)
ダウ平均は70.08ドル高の18120.25、ナスダックは64.24ポイント高の5163.18で取引を終了した。
ギリシャ議会が債権団に求められた財政緊縮策を可決したことで、追加金融支援に向けて前進したことが好感され、買いが先行。
欧州中央銀行(ECB)総裁が政策金利の据え置きやギリシャ銀行向けの緊急流動性支援(ELA)の上限引き上げを発表したほか、20日が期限となる42億ユーロの返済履行についても楽観的な見方を示した。
週間新規失業保険申請件数が予想より少なかったことや主要企業決算も好感されており、終日堅調推移となった。
セクター別では、小売やソフトウェア・サービスが上昇する一方で自動車・自動車部品や耐久消費財・アパレルが下落した。
動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、昨日発表された4-6月期決算で契約者数増加が好感され急騰。
大手行のシティグループ(C)も、決算内容が好感され上昇。
オークションサイト運営のイーベイ(EBAY)は、予想を上回る決算や10億ドルの自社株買いを発表したほか、企業向け部門を英投資会社に約9億ドルで売却することで合意間近との報道を受け、買われた。
一方で、投資銀行のゴールドマン・サックス(GS)は訴訟関連費用や債券トレーディング収入の落ち込みで決算が予想を下回り下落。
検索大手のグーグル(GOOGL)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表、売上高は予想を下振れたものの、一株利益は上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円13銭、米9月の利上げ織り込むドル買い継続 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円18銭まで上昇後、123円81銭へ反落して、124円13銭で引けた。
米国の週次新規失業保険申請件数の減少を好感したドル買いが加速。
その後、米7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数の大幅低下にドル売りが一時強まったが、イエレンFRB議長が上院証言で年内の利上げの可能性を再度示唆したため、ドル買いが盛り返した。
ユーロ・ドルは、1.0855ドルまで下落後、1.0926ドルへ反発して1.0875ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)が定例理事会で異例な緩和策を維持することを決定。
ドラギECB総裁も会見で、量的緩和(QE)を継続する方針を表明したためユーロ売りが優勢となった。
その後、ドラギ総裁がECBがギリシャの銀行への緊急支援を拡大する方針を発表。
また、ギリシャによるECBへの返済履行を確信しているとも述べたことで、ユーロ売りは後退した。
ユーロ・円は、134円76銭へ下落後、135円36銭まで反発した。
ポンド・ドルは、1.5561ドルまで下落後、1.5630ドルへ反発。
ドル・スイスは、0.9585フランまで上昇後、0.9538フランへ反落した。
■NY原油:続落で50.91ドル、原油先物受け渡し拠点の在庫増観測で売り勝る NY原油は続落(NYMEX原油8月限終値:50.91↓0.50)。
52.05ドルまで上昇した後、50.86ドルまで下落した。
ブレント原油先物8月限が、取引最終日に加え、英油田の操業トラブルもあって上昇していたことで、NY原油も連れて買い戻しが先行したとみられる。
しかし、その後、「米エネルギー情報会社ジェンスケープが、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫について、前週末からさらに増えているとの見方を示している」との噂から、売りが優勢になったもよう。
米FRBの9月利上げ観測浮上で、ドル高傾向による原油の割高感も売り圧力になった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 17.96ドル +0.275ドル(+1.56%) モルガン・スタンレー(MS) 39.91ドル +0.205ドル(+0.52%) ゴールドマン・サックス(GS)211.14ドル -1.820ドル(-0.85%) インテル(INTC) 29.90ドル +0.210ドル(+0.71%) アップル(AAPL) 128.51ドル +1.690ドル(+1.33%) グーグル(GOOG) 579.85ドル +19.63ドル(+3.50%) フェイスブック(FB) 90.85ドル +1.090ドル(+1.21%) キャタピラー(CAT) 83.75ドル +0.360ドル(+0.43%) アルコア(AA) 10.50ドル -0.070ドル(-0.66%) ウォルマート(WMT) 73.83ドル +0.180ドル(+0.24%) スプリント(S) 3.97ドル +0.130ドル(+3.39%)