[ワシントン 23日 ロイター] - 米上院司法委員会の共和党筆頭委員、チャック・グラスリー議員は米ツイッターを買収したイーロン・マスク氏に対し、国内のユーザー情報の保護を強化するため、同社のリスク評価を行うよう求めた。
ツイッターを内部告発した元セキュリティー責任者で著名ハッカーのピーター・ザトコ氏は9月、同委員会の公聴会で、中国政府がツイッターのユーザーに関するデータを収集できることについて、一部の従業員が懸念していたと指摘している。
グラスリー氏はマスク氏に宛てた22日付の書簡で「ユーザーデータとプライバシーの保護を強化するため、ツイッターの現在のセキュリティー体制」に関するリスク評価を実施するよう要請。
「ツイッターは米市民について膨大なデータを収集している。米国人には個人情報が安全であることを確実にする権利がある」と述べた。
ツイッターのコメントは取れていない。