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ハウスコム---人工知能による賃貸物件検索サービスを開始

発行済 2016-02-24 18:15
更新済 2016-02-24 18:33
ハウスコム {{|0:}}は24日、先端的な人工知能を活用した賃貸物件検索サービスを開始したと発表した。
同社のお部屋探しのサイトに導入された新サービスは、利用者が希望する場所と家賃を選ぶだけで複数の物件が自動的に推奨されるもの。
推奨物件の中で好みのものを選ぶと、さらにその物件に似たものがピックアップされる。
シンプルなインターフェースで物件を絞り込むことができ、部屋探しをする人の手間の軽減と満足度の向上が期待されるとのこと。
従来の部屋探しの検索では、たくさんの条件項目を入力して数多く表示される物件をひとつずつ確認することが一般的であった。
今回のサービスは、そうしたわずらわしさを省くという点で、物件検索のあり方を変えるものになり得ると言う。
同社はイタンジ(株)(東京都港区、代表取締役社長:伊藤嘉盛)の人工知能技術を活用することで、今回のサービスを実現した。
今回導入された人工知能では、クラスタ解析により物件や地域の特徴を解析し、加えて年間6万7千件以上の賃貸仲介を行うハウスコムの持つビッグデータをディープラーニングすることでマッチングモデルを独自に算出し、適切な物件を推奨するようになっている。
今後、この人工知能に磨きをかけ、精度向上と自動化をさらに推し進めていく考え。
ハウスコムは関東地方・東海地方を中心に152店舗を運営する不動産賃貸仲介サービス会社。
2016年3月期は、営業収益が前期比5.3%増の91.20億円、営業利益が同21.4%増の6.54億円、経常利益が同5.9%増の9.53億円、当期純利益は同17.9%増の5.62億円とする計画を示してきた。
また、中期経営計画では2018年3月期には営業収益100.8億円を目指している。
今年度はWEB予約やオンライン内見の導入など、インターネット上で利用者の利便性を向上させる仕組みの導入に積極的に取り組んできている。
今回の人工知能の活用も含め、不動産会社の中で、インターネットを活用したサービスに積極的に取り組んでいる一社だと言えよう。

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