10時時点の日経平均は前日比86.48円安の20242.41円で推移している。
米国株の反発を材料に東京市場は買い優勢でスタートしたものの、ファナック (TOKYO:6954)、東京エレク (TOKYO:8035)のきつい下げが影響して日経平均は前日終値水準でのもみ合いとなっている。
一方、ファーストリテ (TOKYO:9983)が上場来高値を更新していることで、指数を下げさせたくない主体が同社を買い上げているとの観測。
規模別株価指数では昨日強かった小型株がマイナスで推移している。
業種別では、保険、情報・通信、医薬品、小売、銀行、非鉄金属が強い一方、電気機器、機械、パルプ・紙、海運がマイナス推移。
東証一部の売買代金上位銘柄では、東京電力 (TOKYO:9501)、三菱重工 (TOKYO:7011)、キーエンス (TOKYO:6861)、村田製作 (TOKYO:6981)、日立 (TOKYO:6501)が弱い一方、トヨタ自 (TOKYO:7203)、みずほ (TOKYO:8411)、ソフトバンクG (TOKYO:9984)がしっかり。
(先物OPアナリスト 田代昌之)