■NY株式:ダウは174ドル高、政策期待の再燃で投資家心理が改善
NYダウ ナスダック
終値:20578.71 終値:5916.78
前日比:174.22 前日比:53.74
始値:20406.68 始値:5887.87
高値:20629.78 高値:5926.23
安値:20406.68 安値:5880.20
20日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は174.22ドル高の20578.71、ナスダックは53.74ポイント高の5916.78で取引を終了した。
複数の主要企業決算が好感されたほか、週間新規失業保険申請件数や3月景気先行指数が堅調な内容となり、買いが先行。
財務長官がまもなく税制改革案を公表すると発言したほか、共和党内でオバマケア代替法案についての議論が進んでいるとの報道もあり、政策期待から終日堅調推移となった。
ナスダック総合指数は最高値を更新した。
セクター別では、運輸や自動車・自動車部品が上昇する一方で食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
鉄道のCSX(CSX)は増配と新たな自社株買いを発表し、上昇。
クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(AXP)は決算内容が好感され、堅調推移。
衣料小売りのフット・ロッカー(FL)は、ジョンソンCEOが4月販売動向の堅調さに言及し、上昇。
携帯端末のアップル(AAPL)は、モルガン・スタンレーによる目標株価引き上げを受け、買われた。
一方で、通信大手のベライゾン(VZ)は決算で契約者数の減少が明らかとなり、下落した。
カード決済ネットワークのビザ(V)は、マーケット終了後に1-3月期決算を発表、売上高、調整後一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:日銀の金融緩和策長期化を意識したドル買い
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円98銭から109円49銭まで上昇。
日本銀行の黒田総裁はインタビューで、「物価目標達成がかなり先で出口戦略を協議するのは時期尚早」との見方を示したことから、ドル買い・円売りが優勢となった。
また、トランプ米政権による経済政策への期待が再び高まったこともドル買いを促した。
ムニューシン米財務長官はワシントンのイベントで、「米国経済で成長を生むことが最優先課題」と主張し、徹底した税制改革案成立に向けて前進していることを明らかにした。
■NY原油:小幅続落で50.27ドル、原油生産水準の大幅低下は期待薄
NY原油先物5月限は小幅続落(NYMEX原油5月限終値:50.27 ↓0.17)。
前日比-0.17ドルの50.27ドルで取引を終えた。
供給超過に対する警戒感は消えていないことが原油先物の反発を抑えた。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国の当局者が原油減産合意を延長すると一部で報じられたが、材料視されなかったようだ。
欧米株高は支援材料になるとみられているが、原油生産水準が大幅に低下しない場合、原油価格の安定は期待できないとの声が聞かれている。
チャートでは、100日移動平均線(51.69ドル水準)を大幅に下回る状態が続いている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.07ドル +0.33ドル(+1.45%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.50ドル +0.46ドル(+1.09%)
ゴールドマン・サックス(GS)218.06ドル +3.97ドル(+1.85%)
インテル(INTC) 36.18ドル +0.27ドル(+0.75%)
アップル(AAPL) 142.44ドル +1.76ドル(+1.25%)
アルファベット(GOOG) 841.65ドル +3.44ドル(+0.41%)
フェイスブック(FB) 143.80ドル +1.53ドル(+1.08%)
キャタピラー(CAT) 94.66ドル +1.19ドル(+1.27%)
アルコア(AA) 32.04ドル +0.74ドル(+2.36%)
ウォルマート(WMT) 74.80ドル +0.73ドル(+0.99%)
スプリント(S) 8.58ドル +0.01(+0.12%)
NYダウ ナスダック
終値:20578.71 終値:5916.78
前日比:174.22 前日比:53.74
始値:20406.68 始値:5887.87
高値:20629.78 高値:5926.23
安値:20406.68 安値:5880.20
20日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は174.22ドル高の20578.71、ナスダックは53.74ポイント高の5916.78で取引を終了した。
複数の主要企業決算が好感されたほか、週間新規失業保険申請件数や3月景気先行指数が堅調な内容となり、買いが先行。
財務長官がまもなく税制改革案を公表すると発言したほか、共和党内でオバマケア代替法案についての議論が進んでいるとの報道もあり、政策期待から終日堅調推移となった。
ナスダック総合指数は最高値を更新した。
セクター別では、運輸や自動車・自動車部品が上昇する一方で食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が下落した。
鉄道のCSX(CSX)は増配と新たな自社株買いを発表し、上昇。
クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(AXP)は決算内容が好感され、堅調推移。
衣料小売りのフット・ロッカー(FL)は、ジョンソンCEOが4月販売動向の堅調さに言及し、上昇。
携帯端末のアップル(AAPL)は、モルガン・スタンレーによる目標株価引き上げを受け、買われた。
一方で、通信大手のベライゾン(VZ)は決算で契約者数の減少が明らかとなり、下落した。
カード決済ネットワークのビザ(V)は、マーケット終了後に1-3月期決算を発表、売上高、調整後一株利益ともに予想を上振れた。
時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:日銀の金融緩和策長期化を意識したドル買い
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円98銭から109円49銭まで上昇。
日本銀行の黒田総裁はインタビューで、「物価目標達成がかなり先で出口戦略を協議するのは時期尚早」との見方を示したことから、ドル買い・円売りが優勢となった。
また、トランプ米政権による経済政策への期待が再び高まったこともドル買いを促した。
ムニューシン米財務長官はワシントンのイベントで、「米国経済で成長を生むことが最優先課題」と主張し、徹底した税制改革案成立に向けて前進していることを明らかにした。
■NY原油:小幅続落で50.27ドル、原油生産水準の大幅低下は期待薄
NY原油先物5月限は小幅続落(NYMEX原油5月限終値:50.27 ↓0.17)。
前日比-0.17ドルの50.27ドルで取引を終えた。
供給超過に対する警戒感は消えていないことが原油先物の反発を抑えた。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国の当局者が原油減産合意を延長すると一部で報じられたが、材料視されなかったようだ。
欧米株高は支援材料になるとみられているが、原油生産水準が大幅に低下しない場合、原油価格の安定は期待できないとの声が聞かれている。
チャートでは、100日移動平均線(51.69ドル水準)を大幅に下回る状態が続いている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 23.07ドル +0.33ドル(+1.45%)
モルガン・スタンレー(MS) 42.50ドル +0.46ドル(+1.09%)
ゴールドマン・サックス(GS)218.06ドル +3.97ドル(+1.85%)
インテル(INTC) 36.18ドル +0.27ドル(+0.75%)
アップル(AAPL) 142.44ドル +1.76ドル(+1.25%)
アルファベット(GOOG) 841.65ドル +3.44ドル(+0.41%)
フェイスブック(FB) 143.80ドル +1.53ドル(+1.08%)
キャタピラー(CAT) 94.66ドル +1.19ドル(+1.27%)
アルコア(AA) 32.04ドル +0.74ドル(+2.36%)
ウォルマート(WMT) 74.80ドル +0.73ドル(+0.99%)
スプリント(S) 8.58ドル +0.01(+0.12%)