（カッコ内は前営業日比）
ダウ工業株３０種（ドル）<.DJI>
終値 9712.28（‐29.92）
前営業日終値 9742.20（‐47.16）
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2122.42（‐ 1.62）
前営業日終値 2124.04（‐ 6.70）
Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>
終値 1057.08（‐ 3.53）
前営業日終値 1060.61（‐ 2.37）
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［ニューヨーク ３０日 ロイター］ 米株式市場は続落。シカゴ購買部景気指数
（ＰＭＩ）が予想外に悪化したことが要因。ただ、シスコシステムズ
ハイテク株が買われたため、下値は限られた。
この日下げがきつかったのは工業株、素材株、金融株など第３・四半期に良好なパフォ
ーマンスを示していたセクターの銘柄だった。
シカゴ地区購買部協会がまとめた９月の景気指数は前月の５０．０から４６．１に予想
外の低下となり、経済活動の拡大・縮小の分岐点となる５０を下回った。
ドイツ銀行プライベート・ウェルス・マネジメントの米株式部門代表、オーウェン・フ
ィッツパトリック氏は「どれほど予想を下回ったかを考えると、シカゴＰＭＩは人々を驚
かせ、これが市場の下落につながった」と指摘。ただ「総じて、過去２―３週間の経済指
標はきょう同様にまちまちの内容になっているものの、われわれは依然として景気回復に
向かっていると思う」と語った。
ダウ工業株３０種<.DJI>は２９．９２ドル（０．３１％）安の９７１２．２８ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は１．６２ポイント（０．０８％）安の２１２２．４２。
Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>は３．５３ポイント（０．３３％）安の１０５７．０８。
市場はこの日下落したものの、ダウは第３・四半期に１５％上昇し、四半期ベースで
１９９８年第４・四半期以来の良好なパフォーマンスを見せた。Ｓ＆Ｐも２四半期連続で
上昇し、第３・四半期の上昇率は１５％。ナスダックの上昇率は１５．７％となった。
９月単月ではダウが２．３％高、Ｓ＆Ｐは３．６％高、ナスダックは５．６％高。
３０日はハイテク株のシスコシステムズ
は一時プラス圏に回復していた。
シスコは１．０３％高。ＩＢＭは０．７％高。フィラデルフィア半導体株指数<.SOXX>
は０．９％上昇した。
一方、ＪＰモルガン・チェース
機大手ボーイング
も売られ０．６％安。
アルミニウム大手アルコア
投資家が利益確定に動いた。
自動車ディーラーのペンスキー・オートモティブ・グループ
後の時間外取引で８．９％下落した。ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）[GM.UL]の「サター
ン」ブランド取得に向けたＧＭとの協議を打ち切ったことが背景。
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