（カッコ内は前営業日比）
ＦＴ１００種総合株価指数（ロンドン）<.FTSE>
終値 5789.99（＋37.18）
前営業日終値 5752.81（‐90.85）
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クセトラＤＡＸ指数（フランクフルト）<.DAX>
終値 7192.67（＋84.75）
前営業日終値 7107.92（‐112.20）
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ＣＡＣ４０種平均指数（パリ）<.FCHI>
終値 3694.95（＋44.24）
前営業日終値 3650.71（‐75.88）
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＜ロンドン株式市場＞ このところ売られていた銀行株と商品株に買いが入り、反発し
て終了した。ただ市場関係者の間では、相場の上昇が長続きするか、疑問の声も出ている。
ＦＴ１００種総合株価指数<.FTSE>は、この日の上昇で前日の下げ幅の半分を回復した。
金属価格と石油価格の上昇を受け、鉱山株<.FTNMX1770>が反発した。触媒コンバーター
製造のジョンソン・マッセイ
％増となったことを受け、上半期の業績は著しく改善するとしている。
銀行株<.FTNMX8350>も上昇。前日は、アナリストが欧州の銀行ストレステスト（健全性
審査）の結果が信頼性を欠くとの見方を発表したことに加え、ユーロ圏の債務問題へのエ
クスポージャーに対する懸念から、銀行株は２年ぶりの安値をつけていた。
ロイズ
＜欧州株式市場＞ 反発。２１日の欧州連合（ＥＵ）首脳会議を控え、前日に２年ぶり
の安値をつけていた銀行株が買われた。
ＦＴＳＥユーロファースト３００種指数<.FTEU3>は８．９２ポイント（０．８４％）高
の１０７６．８８。
ＤＪユーロＳＴＯＸＸ５０種指数<.STOXX50E>は３５．０９ポイント（１．３４％）高
の２６５７．４５。
スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）のチーフストラテジスト（欧州担当）、
ロバート・クイン氏は、我々が陥っているのはもはや銀行セクターの危機ではなく、「政
治的危機だ」と述べた。同氏はＥＵ首脳会議を前に弱気だとして、今後も銀行セクターが
一段安になる可能性があるとの見方を示した。
３営業日続落していたＳＴＯＸＸ欧州６００銀行株指数<.SX7P>は１．４％高となった。
仏ＢＮＰパリバ
数を押し上げた。
イタリア、スペイン国債の対独連邦債利回りスプレッドが縮小したことで、政治的圧力
が一部軽減され、銀行株を支援した。伊ウニクレディト
北欧最大の銀行、ノルデア
ことも、銀行セクターに対する地合い改善に寄与した。
ガーディアン・ストックブローカーズのトレーディング部門責任者、アティフ・ ラテ
ィフ氏は「積極的に株を買い入れるためには、ユーロ圏債務問題と米連邦債務上限引き上
げ協議をめぐり、一定の明瞭さが得られることが必要だ」との見方を示した。
［東京 ２０日 ロイター］