💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

UPDATE1: 東京株式市場・大引け=大幅続伸、円安好感し輸出株堅調

発行済 2009-12-22 16:24

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

終値 10378.03 (+194.56) 終値 10350 (+160)

寄り付き 10256.00 寄り付き 10240

安値/高値 10235.22─10378.03 安値/高値 10230─10380

出来高(万株) 218392 出来高(単位) 43270

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 22日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅続伸。前日比200円近

く上昇し、高値引けとなった。米株高と円安を好感して自動車やハイテクなど輸出株が買

われた。前場は薄商いで伸び悩み気味だったが、後場に入ると先物にまとまった買いが入

り裁定買いを巻き込んで上昇幅を広げた。様子見ムードが強いなかで、短期筋の買いで押

し上げられたという。

 東証1部騰落数は値上がり1015銘柄に対して値下がり495銘柄、変わらずが

170銘柄だった。東証1部売買代金は1兆3599億円。

 特に材料もないまま、日経平均は後場に上値を伸ばした。国内の長期運用資金とみられ

る買いが主力株を中心に断続的に入っているとの指摘もあったほか、きょう1兆円増資の

受渡期日となった三菱UFJ<8306.T>が、公募株の利益確定売りに押されながら、MSC

Iインデックスのリバランスにともなうパッシブ系ファンドの買い需要もあり下げ渋り、

結局プラスで引けたこともムードを改善させた。

 ドル/円が12月日銀短観の大企業・製造業の下期想定為替レート、1ドル91円16

銭を超える円安水準になってきており、輸出企業の収益改善期待も高まってきている。

 ただ、市場では「短期筋による先物中心の動きだ。現物株の注文は鈍い」(大手証券ト

レーダー)との指摘もあり、あす以降の反対売買に警戒感も出ている。市場の様子見ムー

ドは強く、東証1部売買代金は実質今年最低となった前日に比べれば増えたが、それでも

1兆3600億円弱と薄商いには変わりない。 市場では「薄商いだけに、わずかなフロ

ーでもインパクトが出るようだ」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。

 薄商いの背景についてみずほ証券エクイティストラテジストの瀬川剛氏は「金融危機の

恐怖が渦巻いていた前年末と今年は様変わりとなったことに安心しているヘッジファンド

などの海外勢は、年末に無理をしないという姿勢であるほか、個人投資家や証券会社のデ

ィーラー達は東証新売買システムのアローヘッドが来年稼動した後にどのような状況にな

るかを見極めようと手控えているためだ」と述べていた。

 個別では、東芝<6502.T>が商いを集め上昇した。半導体増産の投資を再開するとの一部

報道が買い材料。米半導体大手のサンディスク社と共同で1500億円を投じ、生産能力

を約4割引き上げると伝えられた。同じく増産投資が報じられたエルピーダメモリ

<6665.T>も買われた。

 ソニー<6758.T>やキヤノン<7751.T>、トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸

出株は円安を背景に総じて堅調だった。

 一方、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>は小幅安、みずほフィナンシャルグル

ープ<8411.T>は変わらずと大手銀行株はさえないかった。「来年早々にも増資発表がある

のではないかとの警戒感が強い」(国内証券投資情報部)という。

 

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

(daiki.iga@thomsonreuters.com;03-6441-1785;ロイターメッセージング:

daiki.iga.reuters.com@reuters.net)

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

  

 *東証の空売りに関する情報は以下のURLをダブルクリックしてご覧ください。

http://www.tse.or.jp/market/data/karauri/index-market.html

http://www.tse.or.jp/market/juran/karauri/index.html

  株式関連指標の索引ページ(日本語表示)

  株式関連指標の索引ページ(英語表示)

 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

 

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

 

          東証・大証株券オプションのメニューページ

東証株券オプションの個別メニューページ

大証株券オプションの個別メニューページ

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます