(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5328.66(+34.67)
前営業日終値 5293.99(+97.18)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 5945.69(+15.16)
前営業日終値 5930.53(+99.32)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3898.38(+26.32)
前営業日終値 3872.06(+77.62)
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<ロンドン株式市場> 続伸。クリスマスが目前に迫るなか、石油・医薬品株を中心に
相場は幅広く上昇した。
ETXキャピタルのシニアトレーダー、ミック・ミルズ氏は「クリスマスを前に市場の
流動性が低下し、潜在的に悪材料となるニュースの大半が後退するなか、株式市場に上昇
圧力がかかった」と伸べた。
石油輸出国機構(OPEC)が生産目標の据え置きで合意したことを受け、米原油先物
ロイヤル・ダッチ・シェル
1.9%上昇。
ケアン・エナジー
ディフェンシブ株も堅調。医薬品のアストラゼネカ
ミスクライン
バコ
ボーダフォン
ンシャル・タイムズ紙とのインタビューで強気な見方を示した。
銀行株はまちまち。スタンダード・チャータード
・ バンキング・グループ
オブ・スコットランド(RBS)
ぞれ下落した。
銅価格が下落し鉱山株も軟調。カザキミス
・リソーシズ
安。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)
行客への影響や、米司法省が前日、アメリカン航空とBAが計画している大西洋路線での
提携強化について、認可のためには譲歩が必要との見方を示した。
<欧州株式市場> 続伸し1年2カ月ぶり高値で引けた。エネルギー株が買われたほか、
米中古住宅販売が予想を上回ったことで市場心理が改善した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.99ポイント(0.68%)高
の1034.86。これは2008年10月3日以来の高水準。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は19.66ポイント(0.67%)高
の2945.71。
石油輸出国機構(OPEC)が生産目標の据え置きで合意した後、原油価格が下落した
ものの、エネルギー株は堅調となった。BP
トタル
ケアン・エナジー
削装置を確保したことを明らかにし、同社株は前日も上昇していた。この日は10対1で
株式分割を実施した。
出来高は90日平均の半分程度と、薄商いだった。
この日発表された米経済指標は、第3・四半期米国内総生産(GDP)確報値が予想を
下回る一方、11月の米中古住宅販売が予想を上回る増加となった。市場は中古住宅販売
をより重視した。
銀行株が上昇。ギリシャ・アイルランドの銀行株が強かった。アライド・アイリッシュ
・バンク
伸した。
ムーディーズは22日、ギリシャの格付けを1ノッチに引き下げ「A2」としたが、引
き下げ幅は予想を下回った。同国のナショナル・バンク
ユーロバンク
この日は医薬品株も好調だった。
[東京 23日 ロイター]