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欧州株式市場サマリー(23日)

発行済 2009-12-24 04:32

                           (カッコ内は前営業日比)

FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>

 終値      5372.38(+43.72)

前営業日終値   5328.66(+34.67)

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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>

 終値      5957.44(+11.75)

前営業日終値   5945.69(+15.16)

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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>

 終値      3910.75(+12.37)

前営業日終値   3898.38(+26.32)

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 <ロンドン株式市場> 3日続伸。銀行・商品(コモディティー)株に買いが入り、5

週間超ぶりの高値で引けた。

 FT100種総合株価指数<.FTSE>終値は、11月の米新築一戸建て住宅販売が7カ月

ぶりの低い水準になったことを受け、それまでの上げを一部削った。

 出来高は90日平均の約45%と薄商いだった。クリスマスイブの24日は短縮取引と

なる。

 堅調な原材料価格に支援され、商品株が上昇。米原油先物は、この日発表された

米週間石油在庫統計で原油在庫が予想以上に減少したことを背景に1バレル76ドルを上

回った。

 BP、ロイヤル・ダッチ・シェル、BGグループが1.1―1.

6%高。

 一方ケアン・エナジーは4.3%下落。同社株は前日までの3営業日で11%

超上昇していた。

 鉱山株はBHPビリトン、リオ・ティント、エクストラータ

ベダンタ・リソーシズ、カザキミスが2.1―3.8%値を上げた。

 銀行株も買われた。イングランド銀行(英中央銀行)が公表した12月9─10日の金

融政策委員会議事録が一部支援した。議事録によると、政策金利と資産買い入れ枠の据え

置きは全会一致で決定された。

 HSBC、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)、ス

タンダード・チャータードが1.1―2%上昇した。

 

 <欧州株式市場> 上昇し、約1年3カ月ぶりの高値で引けた。ただ同日発表の11月

の米新築1戸建て住宅の販売戸数が予想外に減少したことで、上値は限定的だった。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.48ポイント(0.24%)高

の1037.34と、2008年10月3日以来の高値で引けた。この日のレンジは10

34.25─1042.21。ホリデーシーズン入りを前に商いは閑散としていた。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は11.77ポイント(0.40%)高

の2957.48。

 この日大きく上げたのは銀行株。スタンダード・チャータード、HSBC

A.L>、バークレイズ、ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコル<

CAGR.PA>、ナティクシスは0.2─1.5%高。

 アライド・アイリッシュ・バンクは9%と急伸。アイルランド政府の「バッド

バンク」制度参加の是非を株主に諮る会合を前に、同行の会長が将来的な資金需要は今後

3カ月間でより明確になると発言したことが材料視された。

 金属価格の上昇を受け、鉱山株にも買いが入った。BHPビリトン、アングロ・

アメリカン、アントファガスタ、リオ・ティント、エクストラ

ータ、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)は、1─

3.8%上昇。

 医薬品株は下げた。グラクソ・スミスクライン、メルク、ロシュ

、ジェンマブ、エランは0.1─2.1%下落。

 セブン・インベストメント・マネジメントのディレクター、ウルクハート・スチュワー

ト氏は「ドレッシング買いが入っている」と指摘しながらも、「市場には勢いがあり、勢

いは年明けも続く可能性がある」と述べた。ただ「こうした状態が続くと調整が入る可能

性も高くなる。市場は一本調子では上げない」とも述べた。 

                          [東京 24日 ロイター]

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