💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

UPDATE1: 東京株式市場・大引け=3日続伸、円安好感し3カ月ぶり1万0500円台

発行済 2009-12-24 16:24

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

終値 10536.92 (+158.89) 終値 10510 (+160)

寄り付き 10413.37 寄り付き 10470

安値/高値 10413.37─10558.41 安値/高値 10450─10560

出来高(万株) 193808 出来高(単位) 44591

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 24日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は3日続伸。前営業日比150

円を超える上昇となり3カ月ぶりの水準となる1万0500円台半ばまで上値を伸ばした。

円安を背景にハイテクなど主力輸出株などが高い。商品投資顧問業者(CTA)など海外

勢が先物に買い戻しを入れたとの観測も出ていた。ただ、ファンダメンタルズ面への懸念

は根強く、午後は円安進行が一服したこともあり、上値では個人投資家などの売りもみら

れ後場中盤以降は伸び悩んだ。

 東証1部騰落数は値上がり1048銘柄に対して値下がり495銘柄、変わらずが

136銘柄だった。東証1部売買代金は1兆4042億円。

 堅調な株価に対し、市場からは「円安以外に特に材料のないなかで、日経平均が年初来

高値の1万0767円に迫る勢いなのは違和感がある」(準大手証券トレーダー)との声

も出ていたが、一時1ドル91円後半まで進んだ円安が市場心理を徐々に好転させている

のも確かだ。

 10―12月期法人企業景気予測調査で大企業全産業の景況判断指数(BSI)はマイ

ナス1.9となり再びマイナスに転じた。今回の調査時点は11月25日で、為替相場が

1ドル=88.36円程度と、円高が進んでいた時期であり、景況判断を「下降」と回答

した企業のなかで、その理由を「為替レートの動向」とする企業が増えていた。

 だが、円安が進むなか市場では「裏を返せば為替環境が好転すれば、企業の景況感が強

まるということも示している。現在、12月日銀短観で示された下期想定為替レートより

も円安水準に振れてきており、輸出企業の業績にもプラス効果が期待できるレベルになっ

てきている」(東洋証券・情報部長の大塚竜太氏)と悪材料とせずに円安のプラス効果を

裏付ける指標として受け止めた。

 買いの主体は、ヘッジファンドやCTAなどの海外勢であるとみられている。市場では

「買い戻しか、ニューポジションの構築かは不明だが、CTAからの買いが午前中に入っ

ているようだ」(準大手証券トレーダー)との声が出ていた。朝方、大口のクロス取引が

観測されたことも思惑を呼んだという。

 コスモ証券・投資情報部副部長の清水三津雄氏は「これまで日本株の重しとなっていた

3つの悪材料が一時的にせよ消えている。円高は一服し、2010年度予算案の大枠が固

まり政策不安もいったん後退した。大型増資による需給不安も今年中はない。世界の株に

比べ、出遅れていた日本株をいったん買い戻ししておこうという動きが出ているようだ」

と述べている。

 ただ、後場序盤で買い戻しが一巡すると、株価も伸び悩んだ。「逆張りスタンスの個人

投資家が売っているようだ。ファンダメンタルズが好転したわけではない」(準大手証券

投資情報部)という。クリスマス休暇に入る海外勢が明日以降も買い戻しを継続するかに

注目が集まっている。

 個別では、キヤノン<7751.T>が大幅高。海外勢の買い戻しが入ったとみられている。米

ナスダックが堅調に推移しており、ソニー<6758.T>や東京エレクトロン<8035.T>など他の

主力ハイテク株も高い。

 原油価格の上昇で、三菱商事<8058.T>や国際石油開発帝石<1605.T>など商品関連株もし

っかりだった。

 一方、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>と三菱UFJフィナンシャル・グルー

プ<8306.T>は下落、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>は変わらずとさえない。市場

では「三菱UFJは公募株の利益確定売りが出ている。他の二行には来年になれば増資を

発表するのではないかとの懸念がある」(前出の準大手証券投資情報部)との指摘があっ

た。

 (ロイター日本語ニュース 伊賀 大記記者)

(daiki.iga@thomsonreuters.com;03-6441-1785;ロイターメッセージング:

daiki.iga.reuters.com@reuters.net)

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

  

 *東証の空売りに関する情報は以下のURLをダブルクリックしてご覧ください。

http://www.tse.or.jp/market/data/karauri/index-market.html

http://www.tse.or.jp/market/juran/karauri/index.html

  株式関連指標の索引ページ(日本語表示)

  株式関連指標の索引ページ(英語表示)

 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

 

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

 

          東証・大証株券オプションのメニューページ

東証株券オプションの個別メニューページ

大証株券オプションの個別メニューページ

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます