ハイパー (T:3054)は7日、2019年12月期第2四半期累計の連結業績予想の上方修正を発表した。
売上高は前回発表予想比6.8%増の125億円、営業利益は同51.5%増の2.5億円、経常利益は同53.1%増の2.45億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同56.3%増の1.5億円と売上高増に加えて、利益面で大幅に上方修正している。
ITサービス事業において、法人市場ではCPU不足を起因としたパソコンの供給不足が続いているものの、Windows7のサポート終了に伴うWindows10搭載機への入れ替え需要が予想以上であったことから、パソコン販売台数が計画を上回って推移。
さらに、管理費などの経費が計画を下回って推移していることもあり、利益については当初予想を大幅に上回る見込みとなった。
なお、2019年12月通期については、パソコンの供給不足解消時期や、景気の先行きが不透明であるとして、当初予想を据え置いている。