■SDGs・ESGの取り組み
プレミアムウォーターホールディングス (TYO:2588)ではESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)が話題になる以前から、天然水として地域の資源を持続的に守り、地域に貢献する取り組みを、主に本業を通じて行ってきた。
2022年3月期には、「プレミアムウォーターホールディングスSDGs宣言」を行い、環境(環境を守り育むことで自然を豊かに)、地域・社会(地域と共生し人々の暮らしを豊かに)、ガバナンス(公正で透明かつ潤いのある組織を)、社員(多様性を尊重し働き甲斐のある環境で社員の人生を豊かに)の4つの重点テーマを明示している。
同社は、プラスチックを使用する事業特性上、最新の技術を投入してPET原料の減量に取り組み、成果を出している。
市販のペットボトルと同社の専用容器を比較すると、市販のペットボトルでPET重量が約252g(500ml×24本、12L換算)であるのに対し、同社では120g(12L)であり、プラスチック量を大幅に削減できることがわかる。
市販のペットボトルは廃棄方法が様々であるためリサイクルルートで回収できない割合も多いが、宅配水容器は自宅から資源ゴミとしてリサイクルされる率も高まる。
2022年5月には、SDGs特化型のウォーターサーバーブランド「PREMIUM WATER FUTURE」を新設した。
このサーバーを契約すると、水の売上の2%が水や衛生専門の東京都認定NPO法人ウォーターエイドジャパン※に毎月寄付される。
消費者からすれば、若干価格は上がるものの、普段の生活のなかでSDGs活動に参加できる。
最大の特徴は、ブランドのアンバサダーである。
SDGsに関連する強い思いを発信してきた著名人を起用した。
SDGsへの思いを共有するメンバーが連携し、「CHANGE WATER. CHANGE THE FUTURE.愛すべき未来へプロジェクト」が発足した。
※ウォーターエイドは、1981年にイギリスで設立され、世界34か国に拠点を置き、アジア・アフリカ・中南米など計26か国で水・衛生に特化した活動を実施する国際NPO。
ウォーターエイドジャパンは、このウォーターエイドの取り組みに対し、日本の水・衛生分野の知見と日本からの支援を世界の水・衛生問題の解決に役立てるために、2013年に設立された認定NPO法人。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
プレミアムウォーターホールディングス (TYO:2588)ではESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)が話題になる以前から、天然水として地域の資源を持続的に守り、地域に貢献する取り組みを、主に本業を通じて行ってきた。
2022年3月期には、「プレミアムウォーターホールディングスSDGs宣言」を行い、環境(環境を守り育むことで自然を豊かに)、地域・社会(地域と共生し人々の暮らしを豊かに)、ガバナンス(公正で透明かつ潤いのある組織を)、社員(多様性を尊重し働き甲斐のある環境で社員の人生を豊かに)の4つの重点テーマを明示している。
同社は、プラスチックを使用する事業特性上、最新の技術を投入してPET原料の減量に取り組み、成果を出している。
市販のペットボトルと同社の専用容器を比較すると、市販のペットボトルでPET重量が約252g(500ml×24本、12L換算)であるのに対し、同社では120g(12L)であり、プラスチック量を大幅に削減できることがわかる。
市販のペットボトルは廃棄方法が様々であるためリサイクルルートで回収できない割合も多いが、宅配水容器は自宅から資源ゴミとしてリサイクルされる率も高まる。
2022年5月には、SDGs特化型のウォーターサーバーブランド「PREMIUM WATER FUTURE」を新設した。
このサーバーを契約すると、水の売上の2%が水や衛生専門の東京都認定NPO法人ウォーターエイドジャパン※に毎月寄付される。
消費者からすれば、若干価格は上がるものの、普段の生活のなかでSDGs活動に参加できる。
最大の特徴は、ブランドのアンバサダーである。
SDGsに関連する強い思いを発信してきた著名人を起用した。
SDGsへの思いを共有するメンバーが連携し、「CHANGE WATER. CHANGE THE FUTURE.愛すべき未来へプロジェクト」が発足した。
※ウォーターエイドは、1981年にイギリスで設立され、世界34か国に拠点を置き、アジア・アフリカ・中南米など計26か国で水・衛生に特化した活動を実施する国際NPO。
ウォーターエイドジャパンは、このウォーターエイドの取り組みに対し、日本の水・衛生分野の知見と日本からの支援を世界の水・衛生問題の解決に役立てるために、2013年に設立された認定NPO法人。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)