[7日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが、米石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアムの株式購入を再開した。
5カ月にわたって同株の購入を停止していたが、保有比率を22.2%に引き上げた。規制当局に提出した書類で明らかにした。
3月3─7日に580万株を約3億5500万ドルで購入した。同株の購入を公表したのは昨年9月下旬以来。昨年末の保有比率は21.4%だった。
米連邦エネルギー規制委員会(FERC)は昨年8月、バークシャーがオキシデンタルの普通株式を最大50%取得することを承認した。
バークシャーは現在、オキシデンタル株を約2億0020万株保有。7日終値で算出すると、122億ドル相当となる。
年間配当は約1億4400万ドルとなる。オキシデンタルは先月、38%の増配を発表した。
バークシャーはオキシデンタルの優先株100億ドル相当も保有。優先株の年間配当は8億ドル。また、普通株を50億ドルで購入するワラントも保有している。
バークシャーは約1年前にオキシデンタル株の大量購入を開始した。